エピソード2『戦う理由』

お互いがお互いに高めあう関係性、切磋琢磨。
今宵は、その『切磋琢磨』に焦点を絞っていきたいと思います。

現代でいうならば、ハンカチ王子とハニカミ王子、宮里藍と横峯さくら。
そして、メジャーで頑張る桑田と、怪我に立ち向かう清原。
いつの時代、いかなるスポーツも、ライバル関係にある二人は切磋琢磨し、その名を残しております。

今回、ダーツにおいてでも、このライバル関係という関係性を意図的に作ることで、少しくは上達するんじゃねえかな、と思ったのです。

さて、私のライバルといえば……。
残念なことに、今のところライバルと呼べるような人物は周囲におりません。
何故なら、誰に対しても、負けて当たり前、しょせんおいらは負けてナンボ、負け組の期待の星。
常勝ならぬ常敗が身につき、勝ってへらへら、負けてなおへらへら。

負けてこその俺様だ、みたいな意味不明の自画自賛&存在証明。
レーティングだって『ダーツを始めて三年以上も経つけど、まだ5。でもカウントアップの最高点はすごいんすよ、982、もうちょっとで1000点プレイヤーです』って、ネタとしてほんのり面白い、ただそれだけ。

あのねえ、よく考えてみると、これはダメ人間の典型なんですよ。
ダメでいいや、何をしたって所詮ダメ人間、っていうぬるま湯に浸かりすぎているんですね。

というわけで、私、片道一時間半、遠路はるばる『立川』まで遠征してきました。
ダーツを始めたばかりの美容師さんたちが、ダーツ部を結成。
部活動と称して、夜な夜なダーツを投げておるらしい。

そういう噂話を耳にしましたので、これはこれはぬるま湯から脱却するチャンス。
ライバルであるところの『始めたばっかの人』には負けたくない。
ただその一心で対戦に臨む、という。

結果は、よかったです。
ダーツ部内でのライバル関係もあり、その中に混じって『負けたくない』という思いをダーツで表現。
敗戦(?)こそしましたが、レーティングも上がり、みごとBフライトに到達しました。

ダーツはメンタルスポーツ。
負けたくない、と強く思えば勝てることもある。
あの人よりも上手になりたい、と強く思えば実際に上達する。
技術、道具、以前に、まずは精神の強化から入ってもいい場合がある、と。
そう思いました。

あれ?
このライバル必要論、案外いけてるんじゃねえか。

みなさん、是非、ライバルという存在を作りましょう。

当面のところ、私の次のライバルは『フィル"ザ・パワー"テイラー』としておきます。
いやあ、PDC挑戦か、夢が広がるなあ。

To be continued...


本日の腕前:Rt.6.10↑(DARTS LIVE)Bフライト
本日の一言:「始めたばっかの人をライバルに設定すると、肩身が狭い」

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