エピソード33『グリップはじめて物語・前編』

スタンス、構え、グリップ、スロー、フォロースルー。
フォームの基本の中で、グリップが一番悩む部分だ、という話をよくききます。

私も試行錯誤を重ねつつ、約4年。
親指と人差し指でダーツの重心を挟みこみ、中指はバレルにそっと添える。
そんなグリップで、いまだレーティングは6でございます。

レーティングがいまだ6。

これはひとえに、中指の所在地がはっきりせず、時折プルプルする。
または、遊んでいる中指(時に薬指も出現)がスローの際にひっかかり、明後日の方向へ飛んでいく。
つまり、グリップがイマイチ不安定、リリースポイントもバラバラ。
そこに一因があるのではないかと思ったわけです。

どうにかして安定したグリップを手に入れたい。
安定するグリップ、安定するグリップ、うーん……。

はっ、鉛筆か!?

安定して綺麗な文字を書くために、正しく鉛筆を持つ。
幼い頃から慣れ親しんだ鉛筆の持ち方を、ダーツにも応用すればいいのではないか。
そういえばそういえば、まだ試したことがなかった。
いわゆるペンホルダーと呼ばれるグリップを……。

というわけで、今宵はペンホルダーグリップに挑戦してみようではないかっ!

早速、ダーツを握ってみる。
もちろん、ダーツには『投げる』という動作が加わるため、鉛筆とまったく同じ握り方で、というわけにはいかない。
手首を返す等、多少のアレンジは必要である。

アレンジは必要だが、ああ、なんだろうこのしっぽり感。
どえらい落ち着くわ〜。
もしかして、自分にとって目からウロコのNEWグリップなんじゃなかろうか。
これで投げれば、きっと狙った箇所にバスバス刺さってくれるに違いない。

よっしゃ、投げたるけんね、わし。
とりゃっ。

すっぽっこーん!

ダーツは明後日の方向へと飛んでいったのだった。
な、なんでっ!?

To be continued...


本日の腕前:Rt.6.13 ↓(DARTS LIVE)Bフライト
本日の一言:「物語は続くのだ!」
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