なれんのか!? かなっぷのAAフライト。
第6話『シャフトの長さとのび太のメガネ』の巻
調子が悪かったり良かったり。
で一時はレーティングが8まで落ち込みましたが。
はっ。
7年近くダーツやってて今更そんなことに気付いたんかい、ということに気付いた。
シャフトの長さを変えてみたところ、投げる時の感覚が大幅に変わったのだ。
昔からシャフトの長さはちょこちょこ変えて試してはいたのだが、その違いがイマイチよくわからなかった。
それが、急に違いのわかる男になった。
折れない曲がらないと噂のチタンシャフト(インビト)を、一年近くも交換せず使い続けていたせいだろうか。
それとも、禁コーヒーを解禁し、また飲み始めたせいだろうか。
フライトの面積やシャフトの長さは空気抵抗の大きさに関係してくるとのことで。
空気抵抗の大きさは、空気の流れに対する物体(矢)の投影面積に比例、速度の二乗にも比例するということらしい。
つまり、フライトを大きくしたりシャフトを長くしたり、矢の速度が上がったりするとその分余計に抵抗がかかってくるということなんだね。
じゃ抵抗がかかるとどうなるのか。
『矢の速度が落ち、山なりの軌道(放物線)になりやすくなります』
ってのはコレ、実は店頭で即答できる範囲でわかりやすさを求めた回答であります。
間違ってはいないけど、びったし大正解ってわけでもない。
重力引力がある以上、物を投げれば必ず放物線を描いて飛んでいきます。
よく、まっすぐ飛ばした方が狙いやすいのでまっすぐ飛ばす、という人がありますが、ダーツの場合は飛び出しから盤面到着までの距離が短いので、まっすぐ飛んでいると錯覚しているだけなんです。
試しにけっこう遠い距離からダーツを投げてみると、想像以上に放物線を描いて飛んでいくのがわかります。
まっすぐ飛ばせる人はニュートンもびっくりの超能力者です。
とまあここまでは、誰でもが知ってるような話ではありますが。
もっと厳密にいうと、飛行力学とかが関わってきて揚力がどうのこうのとか己の浅知恵だけでは説明がつかないので、深入りは避けます。
ではシャフトの長さを変えてみたその実感はどうなのか。
インビトからミディアムへ。
具体的にどうなったかというと、のびを感じました。
のびですのび。
のびのびたののび。
どらいもーん。
どーしたののびたくん、ののび。
シャフトが短いと、しっかり力を伝えて投げてあげないと盤面の手前でドロップしてしまうため、力が入りやすくなってしまう傾向にありました。
それが、力んで投げなくとも最後のひとのびがあるが故、楽に盤面へ届いてくれる。
力を抜いて投げやすい。
リラックスしやすい。
フォームがカチコチの自分にとっては、まさに朗報。
新セッティングで腕前がどこまでのびてくれるか、楽しみなところであります。
それとは別に、もう一つ気付いたことがありまして。
それは……メガネをかけると盤面がよく見える。
みんな、マジでメガネかけたほうがいいって。
ホントよく見えるから。
ブルの右側に刺して、二投目は左側、って打ちわけもできる(気がする)し。
そういえば、のびたがメガネ外した時って『3.3』←こんな目してるよね。
ま、どーでもいーんですけど(情緒不安定)。
続く……
現在のレーティング:9.42(DARTS LIVE)BBフライト