エピソード35『ブッ飛ぶ秘訣』

アスリートたちが、異なるスポーツの場へと転向する。
実は、そう珍しいことではありません。

最近では、プロ野球から格闘技のK−1へ転向した立川隆史選手。
古いところでいうと、野球からゴルフへ転向し、大成功を収めたジャンボ尾崎。
あのジャイアント馬場も、読売巨人軍の投手出身です。
NBAを引退したバスケの神様マイケル・ジョーダンが、メジャーリーグへの挑戦を表明し、話題になったこともありました。

では、ダーツ界の場合、そこんトコどうなっているのでしょうか。
ダーツで活躍するためには、どんなスポーツを経験しておくとよいのか。
少しだけ考えてみました、そこんトコ。

まず、日本のダーツ界から他のスポーツへと転向しようとするプロダーツ選手は、さすがにまだいないと思います。
今後ダーツから総合格闘技へ、なんて選手がでてきたら、確実に応援しますけどね。
ダーツから大相撲、ダーツからフィギュアスケート、なんてのも魅力的です。

フィル・テイラーとかピーター・マンレーであれば、大相撲ですぐに活躍しそうですけど。
見た目。

逆に、どんなスポーツを経験していると、ダーツでアドバンテージを得られるのでしょうか。
強いダーツプレイヤーが、元プロ野球選手だったり、バスケットボール経験者だったり、居合道の経験者だったり、ビリヤードでもプロ級の腕前だったり。
そういう事例はいくつか話に聞いたことがあります。

自分が対戦してボロ負けした相手は、バスケットボールの経験者であることが多いです。
ものを『投げる』競技はいくつもありますが、バスケットボールのワンハンドシュートは膝を使わなければ、ダーツのスローイングに似てなくもない。
バスケとダーツ、何らかの関連性があるのは間違いありません。

また、以前、某人気コミックのおかげでバスケットボールのプレイヤー人口が一気に爆発しましたが、その時以降にバスケを始めた人々が、どんどんダーツに流入している感じがします。
バスケ経験者のダーツ人口が増えるとどうなるか。
バスケ経験者の中から上手い人が現れる可能性もぐっと高くなります。

バスケでポイントゲッターだった過去をお持ちのあなた。
上記の経験上、ダーツでは強くなる可能性がありますので、ガシガシ練習したほうがよいです。
私はポイントゲッターどころかドリブルもままならなかった過去をお持ちなので、ほどよくダーツの練習をすることにします。

さて、つい先日の話。

BAT"DARTSのお客さんの中に、ものスゴイ人を見つけました。
ダーツを試しに投げると、まるで弾丸を射出しているかのような飛び方です。
ガコッ! ドゴッ! と凄まじい音が響き、ダーツボードがあり得ない揺れ方をします。
お客さんたちのダーツの飛び方をたくさん見てきましたが、その人の飛び方は文句なしランキング第1位、ワールドチャンピオン級。
とんでもなくブッ飛んでいるのです。

「……も、もしかして、野球とかやってました?」

野球だ、きっと野球に違いない。
きっとこの人はピッチャーで、きっととんでもない豪速球を放っていたに違いない。
きっとあの松坂大輔をも上回る逸材だったに違いない。
それならダーツの飛びっぷりにも納得がいく。

早く教えてください、先生!
俺もそのスポーツをやります!
いったい何のスポーツをやってたというんですか!?

「いや……ケンカばっかしてた」

す、ストリートファイティンぐう……!?

To be continued...


本日の腕前:Rt.6.15 ↑(DARTS LIVE)BBフライト
本日の一言:「先日、ひさしぶりに馬を走らせました、ヒヒヒーンつって」
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